八幡亜樹 やはた あき

現代美術家。《手食web》主宰・編集。 (屋号: HENKYO.studio)

東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。同専攻博士後期課程中退後、滋賀医科大学医学部医学科卒業。
フィールド調査や取材に基づく、領域横断的な美術作品の制作を行なう現代美術家。
主なメディアは映像+インスタレーション。
「(地理的/社会的/心身的な)辺境」の概念を追求し、その一環として、近年では「手食」や「ロードムービー」に焦点を当てる。ロードムービーをVJの手法で即興する試みなど、映像の多岐にわたる展開も探求する。
2022年より世界の手食文化をオンラインアーカイブするウェブサイト「手食」webを立ち上げ、主宰・編集。
芸術により、人間の生命力を伸張する方法を思索・探究している。

key words
人類, 辺境, 生命力の拡張, イメージのフレーム, 普遍性, バイタルサイン, 手食, ロードムービー, 詩, VJ, Drum, 映像の生命, 人体が憑依した映像, 芸術的思考による人間・身体の解剖 [2024.11 up date]

CV

八幡亜樹 やはたあき

現代美術家、領域横断的リサーチに基づくインスタレーション制作など

1985年 東京生まれ 北海道育ち
2008年 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 卒業
2010年 東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程 修了
2014年 東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻 博士後期課程 中退
2020年 滋賀医科大学医学部医学科 卒業

Exhibition & Screen

主な個展

2023 「八幡亜樹:ベシュバルマクと呼ばないで//2022」ザ・トライアングル、京都市京セラ美術館(京都)
2022 「彼女が生きたかった、今日の日に。」in situ(愛知)
2021 「彼女が生きたかった、今日の日に。」HENKYO.studio(京都)
2014 「楽園創造(パラダイス)―芸術と日常の新地平―:vol.7 八幡亜樹(企画:中井康之)」gallery αM(東京)

主なグループ展

2024 「蠢」東京造形大学、CSLAB(日本)
「多声性のトーチ」BnA Alter Museum(京都)
「SPINNING SCAPES」国際芸術センター青森(青森)
2023 「2023 Taiwan International Video Art Exhibition」鳳甲美術館(台湾)
2022 「レシピライブラリー(企画: 池田佳穂,アドハリ・ドノラ, 主催: INTA-NET KYOTO)」INTA―NET KYOTO(京都),オンラインイベント(インドネシア, 日本)
「愛知県美術館コレクション展」愛知県美術館(愛知)
2021 「79億の他人―この星に住む、すべての『わたし』へ―」ボーダレスアートミュージアムNO- MA(滋賀)
2020 「先端芸術 2020/アペラシオン APPARATION」東京藝術大学大学美術館 陳列館(東京)
2019 「KAC Curatorial Research Program vol.01『逡巡のための風景』(企画:青木彬)」京都芸術センター(京都)
「STAYTUNE/D(企画:長谷川新)」ギャラリー無量(富山)
2016 「渚町5丁目4番地4F・5F・6F」大館ビル(静岡県、熱海)
2014 「POST-MOVEMENT」kuandu museum(台湾)
2012 「Omnilogue: JOURNEY TO THE WEST」ラリット・カラ・アカデミー(ニューデリー、インド)※国際交流基金のプロジェクトによるインド滞在制作
2011 「浅草橋天才算数塾企画: スマートなこけし展」Culturt Beams(東京)
「不在之處」鳳甲美術館(台湾)
「Cross Counter 日英交流展」cupsule、XYZcollective(東京)
「MITSUKOSHI×東京藝術大学 夏の芸術祭−次代を担う若手作家作品展」銀座三越(東京)
2010 「おとなりさん。―九大生AQAプロジェクトによる韓日現代美術展」九州大学総合研究博物館第一分館倉庫(福岡)
「アートアワードトーキョー丸の内2010」行幸地下ギャラリー(東京)
「六本木クロッシング2010展 ―芸術は可能か?―」森美術館(東京)
「REFLECTION」水戸芸術館(茨城)
「東京藝術大学先端芸術表現科 卒業・修了制作展」東京藝術大学、BankART NYK(神奈川)
2008 「金沢アートプラットホーム2008」金沢21世紀美術館(石川)
「学生企画による学生作家の展覧会―わたしはあなたが理解出来ない展―」相模原市民ギャラリー(神奈川)
「CAAF2008 24+6」クレアーレ青山(東京)
「project the projectors 2008 東京藝術大学先端芸術表現科卒業制作展」BankART studio NYK(神奈川)

主な上映

2023 「恵比寿映像祭 2023 東京国際ろう映画祭―視覚の知性2023④ 八幡亜樹《TOTA》」東京都写真美術館(東京)
2019 「育成x手話x芸術プロジェクト アートを通して考える 第4回 感覚の境界を超える」上映、トーク 象の鼻テラス(神奈川)
2017 「KAFS10: The Video Art of Aki Yahata(企画:熊本人類学映画会)」熊本大学グローバル教育カレッジ棟(熊本)
2014 「横浜みなと映画祭」シネマジャック&ベティ(神奈川)
2011 「Redzone café「SCREEN-PLAY」」武蔵小金井シャトー(東京)
2008 「⻩金町映画祭」シネマジャック&ベティ(神奈川)

プロジェクト

2024〜 「ロードムービーVJ 」:ロードムービーをVJ技術で即興的に生成するパフォーマンスシリーズ.京都芸術センターCoProgram採択でローンチ.
2022〜 世界の手食文化をアーカイブするウェブサイト《手食web》[https//teshoku.com] 主宰・責任編集者

イベント・ワークショップ

2022 「フリースタイル手食堂」企画・運営 NOHGA HOTEL Kiyomizu Kyoto(京都) ※「京都五条やきもの市」関連イベント
「手食堂―手食したい和食を持ち寄って手食するー」企画・運営 HENKYO.studio(京都)
2021〜2022 世田谷パブリックシアター×Dramabox(シンガポール)主宰ワークショップ「Touch 触れる」 世田谷パブリックシアター(東京)、オンラインイベント(東京、シンガポール) ファシリテーターアーティストとして参加

ミュージックビデオ制作

2023 kott (experimental piano trio) 楽曲『night dance』
粉川心(drums)solo album 楽曲『cosmic circle』

デザイン

2021 児童養護施設 鹿深の家(滋賀県)食育課発行冊子『食育のススメ』デザイン

パブリックコレクション(収蔵順)

森美術館 (東京)
National Gallery of Victoria (Melbourne, Australia)
愛知県美術館(愛知)
大阪中之島美術館(大阪)

受賞・レジデンス

2024年 アジアン・カルチュラル・カウンシル (ACC) NY フェローシップ. 2025年7月から渡米予定.
2024年 国際芸術センター青森/ACAC 公募AIR採択. ACAC滞在+大間町自主滞在制作.
2018年 滋賀医科大学海外研修 優秀賞 「ピンゲラップ島の全色盲者 文化と生活の現状」(調査・報告)